家族やペットの写真でLINEスタンプを作りたいけれど、販売する気はないし、審査や申請は面倒だと感じていませんか?
この記事では、LINEスタンプの作り方を「自分用・申請なし」で探している人に向けて、申請なしで作れるのかという答えと、非公開設定で自分だけ使う手順を解説します。
読み終えるころには、LINEスタンプメーカーで作ったスタンプを、誰にも公開せずに自分のトークで使えるようになります。
スタンプの買い方や支払いの全体像はLINEスタンプの支払方法|コインとポイントの使い分けにまとめています。
LINEスタンプの作り方は自分用でも申請なしにはできない。非公開で申請すれば自分だけ使える

LINEスタンプは、自分用であっても申請(審査)なしで使う方法はありません。
ただし、申請のときに「プライベート設定」を非公開にしておけば、スタンプショップには並ばず、作った本人だけが無料でダウンロードして使えます。
これが、いわゆる「自分用スタンプ」の正体です。
審査といっても、販売のための厳しいものではなく、公序良俗や著作権の確認が中心です。
写真とイラストの基本ルールを守っていれば、数日で通ります。
この記事で使うのは、LINE公式の無料アプリ「LINEスタンプメーカー」です。
スマホ1台で、画像の加工から申請、ダウンロードまで完結します。
「申請なし」で使いたい人の3つの選択肢
申請を避けたい理由は、たいてい「人に見られたくない」「お金を払いたくない」「手間をかけたくない」のどれかです。
それぞれ、こう考えると整理できます。
| やりたいこと | 答え |
|---|---|
| 人に見られたくない | 非公開で申請すればショップに出ない |
| お金を払いたくない | 作った本人は無料でダウンロードできる |
| 申請そのものをしたくない | スタンプにはできない。画像をそのままトークで送る |
つまり、申請を避けられるのは「画像を送る」だけです。
スタンプとして送信欄から呼び出したいなら、非公開で申請するのが最短です。
LINEスタンプメーカーで自分用スタンプを作る手順

LINEスタンプメーカーは、App StoreとGoogle Playで無料で配布されています。
LINEアカウントでログインすると、そのまま使えます。
画像を用意する(写真・イラスト・手描き)
スタンプに使えるのは、自分で撮った写真、自分で描いたイラスト、アプリ内で描いた手描きの絵です。
スタンプメーカーには、写真の背景を自動で切り抜く機能と、文字やフレームを足す機能があります。
- アプリを開き「+」から新しいスタンプセットを作る
- 「写真を選ぶ」「カメラで撮る」「描く」のどれかで1枚目を作る
- 背景を切り抜き、文字や縁取りを足して保存する
- 同じ流れで8個以上そろえる
スタンプの数は8個・16個・24個・32個・40個から選びます。
最低の8個で申請できるので、自分用なら8個で十分です。

販売情報の入力で「非公開」を選ぶ
ここがいちばん大事な場面です。
スタンプが8個そろったら「販売申請」に進み、タイトルと説明文を入れます。
そのあとに出てくる2つの項目を、次のように設定します。
- プライベート設定:非公開
- LINEスタンププレミアム:参加しない
「非公開」にし忘れると、審査に通った時点でスタンプショップに並び、誰でも買えるようになります。
家族の顔写真を使うときは、とくにここを2回確認してください。
あとから非公開に切り替えることもできますが、並んでいた期間は誰の目にも触れています。

申請して、審査を待ち、自分だけダウンロードする
申請すると審査が始まります。
目安は数日で、混んでいるときは1週間ほどかかります。
結果はLINEのトークに「LINE Creators Market」からの通知として届きます。
承認されたら、スタンプメーカーの「マイスタンプ」からダウンロードします。
作った本人は無料です。
スタンプショップからではなく、アプリの中からダウンロードする点だけ覚えておいてください。

写真をスタンプにするときの画像サイズと審査のルール

スタンプメーカーで作るぶんには、サイズは自動で整えられます。
パソコンで作った画像を持ち込むときだけ、次の規格に合わせてください。
| 種類 | サイズ(px) | 形式 |
|---|---|---|
| スタンプ画像 | 横370×縦320以内 | PNG(背景透過) |
| メイン画像 | 240×240 | PNG |
| トークルームタブ画像 | 96×74 | PNG |
サイズは偶数にし、余白を少し残すのが基本です。
詰めすぎると、トーク画面で窮屈に見えます。
審査に落ちやすいもの
自分用でも、審査の基準は販売用と同じです。
次のものは落ちます。
- アニメ・芸能人・キャラクターなど、他人が権利を持つ画像
- 企業のロゴや商品パッケージが大きく写った写真
- 電話番号や住所など、個人情報が読める画像
- 背景が切り抜かれておらず、四角い写真のままのもの
家族やペットの写真は問題ありませんが、写っている人の許可は取ってください。
友人が写った写真を本人に無断でスタンプ化して、あとで揉めるケースがあります。
非公開でも、自分のトークで送れば相手の目に触れます。
著作権で迷ったときの考え方
「自分で撮った・自分で描いた」なら、ほぼ大丈夫です。
迷うのは、フリー素材やAIで作った画像を使うときです。
フリー素材は「二次配布・商用利用の可否」を配布元で確認し、禁止されていれば使わないのが安全です。
家族や友だちにも使わせたいときの現実的な方法

「自分用」と言いつつ、実際には家族グループで使いたい人が多いはずです。
ここは仕組みの話になります。
非公開スタンプを無料で使えるのは、作った本人のアカウントだけです。
家族に配る方法は、次の2つしかありません。
- プライベート設定を「公開」にして、120円で買ってもらう(プレゼント機能で贈ることもできます)
- 家族それぞれのアカウントで、同じ画像から自分用スタンプを作って申請する
1の方法は、スタンプショップに並ぶことになります。
検索されにくいタイトルにしても、非公開ではなくなる点は変わりません。
2の方法は手間がかかりますが、誰にも見られずに済みます。
無料配布はできない
自作スタンプの価格は最低120円で、0円には設定できません。
「無料で配りたい」は、LINEの仕組みとして用意されていません。
作ったあとの管理:販売停止・消し方・作り直し

非公開スタンプは、ダウンロードしてしまえば、ふつうのスタンプと同じように使えます。
管理で困るのは次の3つです。
スタンプを消したいとき
トークの送信欄から消したいだけなら、LINEの「設定」→「スタンプ」→「マイスタンプ編集」で、削除したいスタンプの左のマークをタップします。
これはスタンプの消し方であって、作ったデータは残ります。
作ったスタンプそのものを取り下げたいときは、パソコンのブラウザからLINE Creators Marketにログインし、該当スタンプを「販売停止」にします。
スタンプメーカーのアプリからは操作できません。
作り直したいとき
審査に通ったスタンプの画像は差し替えられません。
直したいときは、新しいセットとして作り直し、もう一度申請します。
古いほうは販売停止にしておけば、混ざりません。
よくある質問

LINEスタンプは申請なしで自分用に作れますか?
作れません。
スタンプとして使うには、必ず申請と審査が要ります。
人に見られたくないなら、申請のときに「非公開」を選んでください。
審査にはどれくらいかかりますか?
数日から1週間が目安です。
公式に「何日以内」という約束はなく、混み具合で前後します。
非公開スタンプはお金がかかりますか?
作った本人がダウンロードするぶんには無料です。
他の人が使うには、公開に切り替えて120円以上で買ってもらう必要があります。
無条件で無料のLINEスタンプはありますか?
公式アカウントの友だち追加を条件にした無料スタンプがほとんどで、まったくの無条件で配られるものはイベント時にたまにある程度です。
自作の非公開スタンプなら、条件なしで自分の分は無料です。
LINEステッカーとスタンプは何が違いますか?
LINEでは「スタンプ」が正式な名前で、ステッカーという機能はありません。
iPhoneのメッセージアプリのステッカーや、写真に貼るデコレーションと混同されがちですが、LINEのトークで送るのはスタンプです。
ステッカーの送り方を探している人は、この記事の手順でスタンプを作れば同じことができます。
大人向けの落ち着いたスタンプを自分用に作れますか?
作れます。
文字だけ、シンプルな線画だけでも審査は通ります。
おすすめは、よく使う定型文(了解です・ありがとうございます・確認します)を8個そろえる作り方です。
スタンプストアで自分のスタンプは検索されますか?
非公開にしていれば、LINE STOREにもスタンプショップにも出ません。
公開にした場合だけ、検索の対象になります。
まとめ

LINEスタンプを自分用に作るときの要点は、次のとおりです。
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 申請なしで作れる? | 作れない。非公開で申請する |
| 使うアプリ | LINEスタンプメーカー(無料) |
| 設定の要点 | プライベート設定「非公開」+プレミアム「参加しない」 |
| 費用 | 本人は無料。他人に配るなら120円〜 |
| 取り下げ | LINE Creators Marketで販売停止 |
「申請なし」にこだわるより、非公開で申請してしまうほうが早く、確実です。
8個の画像を用意すれば、その日のうちに申請まで進めます。

